親の思い出



良く考えると、4人兄弟姉妹の中で私が一番可愛がられながら、親に一番逆らった気がす

小学生1・2年の頃であろう?いや幼稚園の頃かもしれぬ、町内会か何かで神代温泉へ行

く事になった

昔の大型トラックの荷台にゴザを敷いて近所の人が十数人乗っていたのを記憶している

その中に兄弟姉妹で私一人が乗っていた

確か当日連れてゆくから姉妹に話さないよう口止めされた事をオボロゲに記憶している

トラックが走り出した時、どちらか一人が私を見つけ、泣いてトラックを追いかけて来た

勿論追いつかず、妹が泣いて立ち尽くすのを隠れながら見送った

その泣いて立ち尽くす光景が今も脳裏に鮮やかに残っている

 

小学3・4年生頃、両親に富山の公会堂へプロレスを見に連れて行ってもらった

母親が物凄いプロレスファンであった

信じられないほどである

テレビなどで力道山が反撃すると、絶叫であった

ホント!!!!!!参った

兎に角、両親にそのプロレスを見に連れて行ってもらった

勿論私一人であった

よく考えると兄と姉はそんな事は余り無かったような気がする

不思議である

それと私に対し両親も祖父も只の一度も勉強しろとは言わなかった

これも不思議である

ただ漫画ばかり見ていると頭が悪くなると一度言われた記憶がある

それだけである

悪い通信簿の結果を見ても何一つ言われた事が無かった

気にならない筈は無い筈である

これも不思議である

このHPの映画欄を見ていただければ分かる通り、映画も普通の人より確実に多く

見てい
る!

なのに、一度もダメとは言われなかった

不思議である

その反動か自分の子供には、くどくはないが遠まわしに勉強を強要した感じがある

・・・・・・・・・どう受け止めているか聞いてみないとわからないが・・・・・

反省しきりである

平成1989